最近、10年ぶりに車を新車に買い換えて、カーオーディオやカーナビの代わりとしてAndroid Autoを使うことにしたのですが、車への接続はできるものの、肝心のアプリが時々起動しないと言う現象（問題）が発生しました。
その後、1ヶ月ほどして何とか解決したのでその事について書いてみます。
Android Auto
最近の車はスマホを接続すれば、音楽配信アプリや地図アプリを車の画面からカーオーディオやカーナビの様に使える、と言う事で、さっそく自分のスマホはAndroidなので、対応する機能の「Android Auto」を使い始めたのですが、以下の様な現象（問題）が発生してしまいました。
発生した環境
問題（現象）が発生た環境は、以下になります。
- 車は、トヨタヤリス（2023年）
- スマホは、ファーウェイ（Huawei）、Android 9
発生した現象
発生た現象は、以下の様な感じです。
車のUSBにスマホを接続すると、Android Autoが起動し、車の画面にAndroid AutoのMenuが現れる。
その後、そこからAudioやMapを選んでも音楽再生や地図表示がされない事がある。
何度かUSBの抜き差しを繰り返すと使えるようになる。
と言うものです。
自分が見つけた解決策
そして、最終的に以下をする事で解決しました。
→ 対象アプリをスマホの省電力設定から除外する。
具体的には、省電力設定はメーカー毎に作りこまれている様なので自分の機種の場合ですが、以下を行いました。
① 設定を開き、「電池」を選択
②「アプリ起動」を選択
③ 対象アプリのチェックを外し、「手動で管理」に設定
解決策を見つけた経緯
上記にたどり着いた経緯ですが、
最初は、Android Autoは、USBを「ファイル転送モード」で接続しなくてはいけないらしいので、その辺が上手くいってないのかなとか、自分のスマホの通信速度が遅いためかな、とかを疑って検索してみたのですが、特にそれらしい情報は見つからず。
その後、ファーウェイ（Huawei）は、アメリカであんな事になってから、日本ではもうすっかり見なくなったので（一昔前は楽天の主力モデルだったんですけどね）。海外のサイトなら何か情報があるかなあと、試しに英語で「android auto maps not working 」等と入れてみると、
If you’re only seeing this issue occasionally,
start by disabling battery optimization for the Google Maps app on your phone.
と書かれたサイトが割とすぐ出てきました。
結論
念のためアプリもその時点の最新に更新したので、そっちが効いた可能性もゼロとは言えませんが、おそらく上記の設定が効いたんじゃないかと思っています。
結論としては、省電力設定とAndroid Autoが連携されず、バックグランドで起動したアプリが想定と違う状態になっていたのかなあ、と想像しました。
尚、Android Autoは、Android 9まで独立したアプリとして提供されていましたが、その後のバージョンからはOSの機能に組み込まれているらしいので、もうこう言った現象は起こらないかもしれませんね。
