今日は、早期定年退職した後の仕事として警備員(施設警備員)を選んだ理由を書いてみます。
定年退職して警備員になるのはよくある話ではありますが、その仕事を選んだのにはそれなりの理由や条件があるんじゃないかと言うことで、その辺りを自分の場合について書いてみます。
それでは、定年退職後の仕事として、警備員(施設警備員)を選んだ理由(自分なりの条件)を書いてみます。
早期定年退職した理由
先ず、そもそも前の仕事を辞めた(早期定年退職した)理由ですが、このブログを始めた最初の記事にも少し書きましたが、社会人になってからずっと同じ会社で、定年近くまでほぼ同じような仕事をやってきて、もう自分なりにやり切ったので、そろそろまったく別のことをやりたい(理想を言えば、仕事をしない)と言う事でした。
特に、今まで机に座ってする仕事だったので、できれば、体を動かす仕事、それから、満員電車に長時間揺られて通勤だったので、近場で働きたいというのもありました。
退職後に仕事をする目的
次に、早期定年退職した後でまた働く目的ですが、これは、年金が支給されるまでの生活費を稼ぐと言うことですね。仕事をしなくて済むならそれが一番なんですが、残念ながら年金が出る(65歳)までにはまだ年数があるので、その間に何もしないとどんどん貯金が減ってしまいます。
正社員にはならない
その為に、本当は手取りで25万円位は欲しいところですが、バリバリ働くつもりもないので、手取り15万円位あれば良いかなくらいの感じです。そうすると、正社員じゃなくても良いと言うことになります。そもそも、正社員になるとその会社に縛られるので、できれば遠慮したいところです。
退職前と同じ仕事はしない
手っ取り早く仕事に就くのであれば、辞める前と同じ職種の仕事を探すのが、普通に考えると一番良さそうです。今までと同じ額は貰えないとしても、それなりに経験があるのでどこかに就職は出来そうですし、そこそこは貰えそうです。
でも、それでは会社を辞めた意味がありません。自分の場合、早期定年退職の理由が、さっきも書いたように「そろそろ別のことをやりたい(理想は仕事をしない)」と言うことなので。
未経験可の仕事
今までと違う仕事となると、つまり「未経験可」の求人を探すことになります。そうなると年齢的に、大体どれも契約社員で、時給は最低かそれより少しマシと言ったくらいになります。
そんな中で一番目に付くのが、警備員と清掃員です。その他にも、コンビニの店員、スーパーのレジ・品出し、アマゾンなどの物流倉庫、会社の事務補助、といった仕事もありますが、それらは、どちらかと言えば、学生やフリーターのバイト、主婦のパートと言った感じで、どうも、おじさんがやるのはちょっと違うかなと言う感じです(自分の勝手なイメージですが … )。
警備と清掃
そうすると、残るのがこの警備と清掃です。そして、この求人ははっきり言って腐るほどあります。
と言うのも普通に考えて、この2つ(戸締りと掃除)は生活する上で誰もがすることですから。また、食事を作ったりするのとは違って特別な技術は要りません。
さらに、この2つは、ビルでも、マンションでも、遊園地でも、映画館でも、病院でも、世の中にある施設と言う施設で同じように必要になります。そして、その場合は、個人ではできないので仕事が発生すると言うわけです。
清掃を選ばなかった理由
それでは、なぜ清掃に行かなかったかと言うと、一番は、あくまでイメージですが、清掃はおばちゃんの仕事だからと言うことになりますかね。
職場によっては男の人もいるんでしょうが、求人票の男女比を見たくらいでは、実際どうなのかわかりません(「女子トイレ清掃あり」みたいにして、男は取らないことを匂わしているところもありますが … )。万が一、入った後でおばちゃん集団に放り込まれたりしたら、ちょっと大変そうです。
施設警備員と交通誘導員
そして、最終的に残ったのが警備員です。
警備員と言えば、要人や現金輸送車を警護するあれも警備員ですが、ここで言う警備員は、特に資格や技術が要らない交通誘導員か施設警備員と言うことになります。
交通誘導員と言うのは、工事現場や道路工事で車を誘導するあれですね(この求人も腐るほどあります)。これを警備業務の区分では2号警備と言うようです。自分が選んだのはそっちではなく、会社のビルの入り口とかに立って門番をしている方で「施設警備員」と言うやつです。こちらは1号警備と言うようです。
交通誘導員を選ばなかった理由
ではなぜ2号(交通誘導員)を選ばなかったかと言うと。一番は、走っている車を誘導するのがどうも難しそうだったからですね。事故とか起こっても嫌ですし、運転手から文句とか言われたら凹みそうです。それに比べると、1号(施設警備員)の方は、拘束時間は長そうですが、できないことはなさそうです、それと、一応、ちょっと偉そうに指示する立場なので、おじさんとしてのプライドも保てそうです。(実際は何の権限もないんですが … )。
と言うことで、こんな風にどちらかと言えば消去法的な感じで、最終的にこの施設警備員と言う仕事に行きつきました。
終わりに
以上、今日は早期退職後の仕事として警備員(施設警備員)を選んだ理由を書いてみました。今後は、施設警備員として働いてみた様子や感想などを書いてみたいと思います。