【生活】コロナ体験記 ~ 2024夏

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マスクをした人のイラスト

今日は、先日初めてコロナになったので、今時(2024夏)のコロナがどんな感じなのか、せっかくなので書いてみようと思います。

最近はコロナのニュースもほとんどなくなり、それでも相変わらずこの夏も流行っているみたいな噂がチラホラ聞こえてきて、そんなもんなのかと他人事の様に思っていたのですが、とうとう自分がなってしまいました。

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コロナに感染する

先ずどこで感染したかですが、自分が勤務した日に職場に熱がある人(後日コロナと判明)が、出勤していて多分その人から感染ったのではと思います。その人は熱がある事を周りに言っていなくてその後体調が悪くなり早退しました。当日その人とさして会話をした記憶はありませんが、警備の仕事は24時間勤務なので、どこかで感染した様です。その日に勤務していた人で感染したのは自分だけだったので運が悪かったと言う事でしょうか。ちなみにこの人の1週間位前と自分の1週間位後にもなった人がいたので、1ヶ月に計4人なった事になります。少し間が空いてはいるので直接感染ったのかはわかりませんがやはりコロナは1人なると続く様です。

発症する

熱のある人と一緒に勤務した日からなんとなく嫌な予感がして体調には気をつけていたのですが、その後2日間は特に変わりはなく、ただ、2日後の夜に少しだるさとのどの痛みがあった様な気がします。

そして、翌日朝起きると明らかに体調が悪いので熱を測ったところ37℃を越えていて、ああ、なってしまったと言う感じでした。

病院へ行く

状況からコロナを確信し、出勤日だったので職場に休む事を伝え、いざ病院へ行こうとしたのですが、生憎、お盆でどこも休みです。しかたなく自治体の窓口に問い合わせると幸い近くでやっているところが有りました。早速電話するとすぐ来るようにとの事。自治体に問い合わせた際に陽性反応が出るのは少し時間(12時間から24時間位)がかかると言われたのが引っかかりましたが、取り合えず行く事にしました。この時点で熱は38℃近くになっていたので取り合えず、ロキソプロフェン錠(以降、ロキソプロフェン)を飲んでおきました。ロキソプロフェン錠は、ロキソニンのジェネリック医薬品のようです、自分は安いので頭痛の時はこれを飲んでいます。

診察を受ける

指示された通り病院の駐車場に着いて電話すると、待合室とは別の部屋に案内されました。最初に指で測るやつ(パルスオキシメーター)で計測し重症ではないと言われ、次に鼻から検体を取って暫く待っていると結果が出ました。残念ながら陰性でした(やはり早すぎた様です)。症状は明らかにコロナなのですが、陽性にならないと診断結果としては単に扁桃炎(だったかな)になるとの事。仕方なく、解熱剤と喉の薬を処方されて帰りました。

発症直後の症状

病院から帰ってきた時点では少し熱が下がっていました。取り合えず、病院で処方された薬を飲んで休みました。ところが、その夜からまた熱が上がり、一晩中、朝まで寝られませんでした。こんなに苦しかったのはいつ以来でしょうか。以前、一度酷いインフルになった事がありましたが、その時を思い出す位でした。

検査キットで自分で検査する

その日の午後、勤務地の医務室に連絡し勤務停止の指示、等を受けようとしたのですが、コロナの診断がないと指示は出来ないとの事(単なる風邪で明日には治るかもしれないって事になってしまう様です)。しかたなく、Amazonで注文しておいた検査キットで夜に自分で検査してみる事にしました。

検査キットは最近の唾液で測るやつですが、1回目は唾液の量が少なかったのか反応が出ませんでした(やった事がないので勝手がわかりません)。2回目は変な話しですが、滴るくらい大量に唾液を浸み込ませてみました。すると、うっすらと陽性を示す「T」の所に線が出てきました(ホントにうっすらとです)。

  • 検査直後

ちなみに、翌朝見てみるとくっきりと出てましたので、説明書には10分とありましたが、もっと待って乾いた方がはっきり出てくる様です。

  • 半日後

 

さて、これで晴れてコロナなので休める事になりました。休む期間は、

発症した日の翌日から5日間で、かつ、症状が出なくなった後1日を経過する必要がある

だそうです。つまり、5日以内に丸1日症状が出なくなれば6日目から出勤可能と言う事ですね。逆に、5日目にまだ症状がある時は、その後、丸1日症状が出なくなるまで出勤できないって事になりますが。

翌日以降の経過

感染した夜は、先程も書きましたが、とんでもなく酷い頭痛と体の痛みに苦しんで、なんとか朝になり、どうにかしなければと思っていたところ、ふと、病院から帰った直後は少し熱が下がっていた事を思い出しました。そこで、行く前に飲んだロキソプロフェンが効いたのではと思い、全く効かなかった病院の薬は止めてロキソプロフェンを飲んでみました(もう藁をも掴む思いです)。すると、薬が効いている間は症状が楽になりました。どうやら自分にはこっちが合っていた様です。どっちにしても対処療法なので飲んでみて効いた薬を使えば良いって事ですね。ちなみに病院の薬は具体的には以下だったのですが、どうも自分には合わなかった様です。

  • カロナール(頭痛)
  • トラネキサム酸(喉の痛み)

その後は、症状が出たらロキソプロフェンを飲む(用法の範囲で)と言うやり方で乗り切りました。ちなみに症状としては、一通りの風邪の症状(それも強いやつ)が出る感じでしょうか。

具体的には、最初に来るのが、のどの痛み、体のだるさ、発熱(最高38℃ちょい)、酷い頭痛、暫くして、鼻、咳、淡、胸の痛み、と言った感じです。また、ずっと気持ちが悪くて食欲は全くありませんでした。

インフルとの違いは、インフルの方が高熱に特化していると言うか、それに伴う寒気とだるさが酷かったのですが、コロナは症状が多岐に渡っていて一言で言えば風邪のすごく酷いやつって感じでしょうか。

勤務開始まで

その後も薬(ロキソプロフェン)が切れると症状がぶり返すというのが続きましたが、熱は日が経つにつれて治まってきたので医務室に連絡し、発症日を含めて計7日休んで取り敢えず出勤する事になりました。ただ、この時点では、まだ頭痛はするし、だるいし、食欲はないしで、本調子とは程遠状態でした。

復帰後の最初の勤務をなんとか終えましたが、1週間丸々寝た切りだったので、身体は動かないし、頭痛はするしでやっとの事で帰ってきました。さらに帰った後、また酷い頭痛に襲われて大変でした。

勤務開始後

その後もだるさや、咳や痰、胸の痛み、等がなかなか引きませんでした。どうやら、これが後遺症と呼ばれているものの様です。頭痛薬や風邪薬を飲み続けるわけにもいかないので、後遺症の医者に行かないとだめかなと思うとメンタルがやられかけました。取り敢えずその前にできる事はないか調べたところ、漢方薬が良いらしいとわかったのでいくつか(以下を)Amazonで買ってみました。

  • 五苓散、ごれいさん(頭痛)
  • 呉茱萸湯、ごしゅゆとう(偏頭痛)
  • 柴朴湯、さいぼくとう(胸の痛み)

1ヶ月後

正直、漢方薬が効いたのかわかりませんが徐々に症状はなくなりました。1ヶ月後にもう一度検査をしてみたところ陰性になっていました。

ただ、痰や胸の違和感はまだ時々あるので念の為、漢方薬は持ち歩いています。

自分なりにわかった事

最後にコロナになってみて自分なりにわかった事(思った事)を書いてみます。

  • 感染力はやはり強かった

自分の職場では真夏の1ヶ月に4人なりましたので、やはりコロナは季節に依らず感染する様です。単なる風邪では37.5℃を超える熱はそうそう出ないと思うので、そんな時はコロナを疑って迷わず仕事を休んだ方が良さそうです。

  • 発症直後は陽性にならなかった

自分の場合、症状が出ても直後は陽性になりませんでした。その日の夜に検査キットでようやく陽性になりました。また、自分の使った唾液によるキットは唾液を沢山染み込ませないと反応が出ませんでした。

  • 仕事を休むには陽性証明が必要だった

コロナになると一般的に発症日の翌日から5日は出勤停止になる様ですが、自分の職場ではその為に陽性証明が必要でした。それが無いと単なる風邪と言う事になり、休みの予約は取れないとの事。

  • 市販の頭痛薬が効いた

自分の場合は、結局、いつも飲んでいる「ロキソプロフェン錠」が一番効果がありました。コロナ専用の薬はある様ですが、普通は対処療法になるので、日頃から使っている薬がコロナに使えるのであればそれで良いのかもしれません。

  • 単なる風邪ではなかった

今は重症になるケースは少ないのかもしれませんが、症状は普通の風邪よりもだいぶつらい気がしました(人によるのかもしれませんが)。特に、頭痛の酷さと胸の苦しさは、あまり経験した事がない感じです。

  • 熱は下がっても症状が残った

インフルの時は、結果的に体を休める事が出来きて、治った後は体がリフレッシュされてスッキリした記憶があるのですが、コロナの場合、なかなか本調子に戻らない気がします。やはり巷で言われている後遺症というのが、この病気の特徴というか嫌な部分なんだなと思います。

  • 情報はネットに出揃っていた

全体として思ったのは、コロナも世に現れてだいぶ経つので、必要な情報はネット等にほとんど揃っていると言う事です。自分の症状やその後の経過は概ねそこに書かれた内容に合っていましたし、薬の情報、等も色々と出ていたので参考になりました。

以上、今回は、自分がコロナなった時の事を書いてみました。

 

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