早期退職の考慮点 ~ 通常の定年退職との違いについて

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55歳から65歳の谷間のイラスト
退職後に必要なお金について調べて、ほぼ退職を決意した私ですが、その後、一つ自分の勘違いに気がつきました。それは、私がこれから行うのは「早期」退職であることです。

早期退職は、通常の定年退職とは違う点があることに気がついたので、そのあたりについて、私の場合、何を勘違いしていたかを書いてみたいと思います。

 

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通常の定年退職との違い(勘違いしていたこと)

それは、ネット上のサイトに色々と載っている老後に必要な金額は、一般的な老後を前提にしていることです、つまり、記載されている金額は、60歳から65歳で退職して、その後すぐ年金生活に入ることを前提にしているんですね。

私の場合は55歳で退職するのですが、年齢的に年金の支給は65歳からになるので、55歳から10年の空白期間があるわけです。当たり前のことですが、単純に定年退職として一括りと考えてしまっていたため、気がつきませんでした。

そのためもう一度、お金について見直してみました。その結果、私の場合、幾つかの考えなければならないことがありました。

早期定年退職の考慮点

定年後に必要な費用

  • 55歳から65歳までの生活費を考える必要がある。

一般に年齢が上がるほど必要なお金は減っていくと思うので、逆に50代の若いうちはお金がかかりそうです。相場より高めに見積もっておいた方が良さそうです。

定年後の収入源

退職金
  • 会社の正規の定年を60歳とした場合、5年間は勤務年数が短くなる(その分、退職金が少なくなる)。

退職金の見積金額が60歳を前提に算出されたものだった場合、5年分金額が少なくなる。私の場合、会社で確認した金額は、現時点で退職した場合に支給される金額でした。

年金
  • 厚生年金を払い込む期間が5年短くなる(その分、貰える年金の金額が少なくなる)。また、60歳までは国民年金払わなくてはいけない

年金定期便の受給見積金額は、60歳まで厚生年金を払い込んだ場合のケースでした。55歳で退職すると、その分払い込む年数が短くなるので、もらえる金額も少なくなります。

また、仮に再就職しても、福利厚生が適用される正社員でない場合は、少なくとも60歳までは自分で国民年金を払わなくてはいけません。

この辺りの計算は、以下の年金のサイトで、条件を指定して具体的に金額を調べることができました。

日本年金機構:http://www.nenkin.go.jp/index.html

→ 年金見込額の試算:https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/estimatedamount.html

  • 財形年金を払い込む期間が5年短くなる(その分、貰える金額が少なくなる)。

満期金額は、60歳まで払い続ける想定で算出されていましたので、満期を5年前倒しした場合の金額で、計算する必要がありました。その分、貰える金額が減ることになります。

貯金、収入
  • 預金(貯金)は、65歳まで段々に減っていく(今より少なくなる)

何か仕事をしたとしても。それだけで毎月の費用を賄えそうにありませんので、65歳の時点の預金(貯金)は、今より減っていると思います。

  • 少なくとも65歳位まで仕事をして収入を得なくてはいけない。

仕事による収入は、あまりあてにしないつもりでしたが、少なくとも65歳位までは頑張らないといけなさそうです。

 

今回は、通常の定年退職とは違って、早期で退職した場合に、お金に関して考えなくてはいけないことで、自分の場合について思いついたことを書いてみました。この空白の10年をどうつないでいくかが課題になりそうです。その辺り、次に書いていきたいと思います。

 

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