退職金が振り込まれたので、退職金専用の定期預金にしてきました。
退職金の運用をどうするかは、難しいところですが、多くの銀行で退職者向けに一定期間だけ高利率になる退職金プラン(退職金定期預金)が出ているので、先ずは、一旦、これに預けることにします。
退職金定期預金とは
退職金定期預金とは、退職者を対象にした、一定期間だけ高金利になる定期預金のことですが、要は退職金と言うまとまったお金を、自分の銀行に振り込ませるためのキャンペーン的な商品ですね。高利率と言っても、昔に比べれば大したものではありませんが、それでも、ほとんどゼロに近い普通の定期預金よりはだいぶマシといったところです。大体の銀行で以下の様な条件を付いています。
- 預金できる人:退職者(退職者の家族もできるところもあるようです。)
- 預金額の上限:退職金の金額まで(退職金とは関係なく上限を設定しているところもあるようです。)
- 受付期間 :多くは退職後の1年間、または、2年間
- 高金利期間 :多くは3ヶ月、または、6ヶ月(その後は、通常の金利に戻ります。)
- その他 :年金の振込口座を作るなどの条件が付いているところもあるようです。
その他に、今回はやりませんが、一部を投資と組合せると定期預金の利率がさらに高くなるプランがどこもありますね。
退職金定期預金を作成に銀行へ
先ずは、ネット銀行は使ったことがないので、実際に店舗のあるところと思い、最寄りの銀行で、このプランのある銀行に行って退職金定期預金にしてきました。もともと、この銀行には自分の口座があり、退職金プランがあることを知っていたので(内容や金利は、随時、更新されています)、退職金の振込先にしていたものです。
退職金が振り込まれた日に、銀行から入金の連絡があったので、この退職金プランの定期預金にしたいと伝えて、行く日を予約しておきました。
持っていくものは、通帳、印鑑、免許証(本人確認用)、退職金の源泉徴収票(退職日の確認のため)とのこと。
そして、約束した日時に行き手続きを済ませてきました。手続き自体は、単に普通預金から定期預金にするのだけと言えばだけなのですぐ終わりました。ただ、予想はしていましたが、退職金の運用プランについて、一通り説明を受けたので、かなり時間がかかりましたね。
今回、預金したのは、三井住友信託銀行の「退職金特別プラン 定期預金コース」というものです。
退職金特別プラン 定期預金コース
http://www.smtb.jp/personal/second-life/time-deposit.html
この定期預金の特徴(他の銀行との違い)としては、以下になるでしょうか。
- 家族も同じプランが使用できる
- 上限は1億円(退職金の金額は関係ない)
- 利率は0.8%(期間は3ヶ月)
(※プラン内容は定期的に見直されるようです)
以上、今日は、退職金定期預金について書いてみました。どちらにしても、3ヶ月で満期になってしまうので、それが過ぎたら、どうするか考えないといけないですね。