退職して離職票が届いたので、厚生年金から国民年金への切り替えに行ってきました。
通常の定年退職(60歳)であれば、そこで、もう、年金を払う必要はないのかもしれませんが、自分の場合は早期定年退職で、まだ、その年齢に達していないため、再就職しない限り国民年金に入ることになります。年金を切り替えるだけなのですが、少し、手間取ったところもあったので、今日は、その様子をを書いてみます。
年金事務所へ行く
退職してから13日経ったところで、離職票が届いたので、早速、年金の切り替え手続きに行くことにしました。期限は、退職後14日以内となっているので、なんとか間に合いそうです。
ただ、この期限(14日)は、目安のようなもので、保険料が期限内に収められれば問題はないみたいです。つまり、保険料の納付期限は「納付対象月の翌月末」なので、切り替え手続きをし納付書が届いて、保険料を支払うまでの一連の処理を逆算すると、だいたい、その位の時期には来てください、と言うことのようです。
年金事務所には、以下のものを持っていきました。
持ち物
- 年金手帳
- 離職票-1(退職日を確認するだけなので、離職票-2は使いませんでした)
- 免許証などの本人確認書類
- 印鑑(署名で事足りたので使いませんでした)
記入ミスした時の、訂正印として使用することはあるかもしれません。
手続きの流れは、以下のような感じでした。
手続きの流れ
- 自分の市の年金事務所へ車で向かう。
朝一で行ったので、駐車場は、まだ、空いていて、普通に駐車できました。 - 受付で、用件を告げて受付表を取る。
- 番号が呼ばれて窓口に行く。
- 用件を伝えて、書類に、年金者番号、変更区分、住所など、指示されたところを記入する。
- 持ってきたもの(上記)を渡す。(手続きが終わると返却されます)
以上で、手続きは終わりでした。後日(2週間後位)、処理が完了すると納付書(毎月用、前納用)が送られてくるとのこと。
ただ、その後、少し手間取ったところがあったので、次にその辺りのいきさつを書いてみます。
納付書がなかなか来ない
手続き後、1ヶ月が過ぎても、まだ、納付書が来ないので、年金事務所に、電話で確認してみると、今週の発送になっているので、もうじき届くとのこと。どうやら、年金事務所では、2週間位と言っていましたが、発送は、一律、年金センターから順番なので、込み具合によって時期は変わるようです。
配偶者の手続きは別に必要
さらに、電話で話しながら、ふと、気になって、配偶者の納付書について、聞いてみると、そちらは、まだ、手続きがされていないとのこと。退職した時点で、配偶者も自動的に第1被保険者になるわけですが(下図参照)、年金事務所に一緒に行った時、特に何も言われなかったので、てっきり、連動して変更されるものと思いこんでいました。よく考えると、そんな気の利いたことはしてくれるわけはなかったようで、甘かったようです。
配偶者の切り替えは郵送で
そこで、「配偶者の方も、直ぐに、切り替え処理したいんですが」と伝えると、取り急ぎ、用紙を送って来てくれるとのこと。(この時点で、既に、退職後2週間以上経っているので、やはり、あの期限は目安のようですね)
その後、以下の書類が送られてきました。
国民年金被保険者関係届書
基本情報と、指示に従って以下を記入して、返送しました。
- 届書内容 :「1.(コード=200、資格取得届・申出)」を選択
- 該当年月日:退職日の翌日の日付
- 種別 :「1. 1号」を選択
- 取得理由 :「5. その他」を選択
配偶者の納付書は年金事務所から送ってもらう
また、手続きが終わった後、自分の時と同じように、納付書がなかなか来ないと困るので、電話で問い合わせた際に「配偶者の分も一緒に払い込んでしまいたいのですが」と伝えると、年金センターからだと納付書が間に合わないので、年金事務所から、直接、送ってくれるとのこと。(そんなこともできるんですね)
前述の書類(国民年金被保険者関係届書)を返送した後、しばらくして、配偶者の納付書が送られてきました。
少し手間取りましたが、これで、厚生年金から国民年金への切り替えと最初の保険料の払込みまでを、終わることができました。
まとめ
結論から言えば、最初に年金事務所に行ったときに、自分と配偶者の両方の手続きをしておけば、何も面倒なことはなかったのですが、連動して切り替わると勝手に思い込んでしまったのがいけなかったようです。
最後に、退職後、厚生年金から国民年金へ切り替えてみて、個人的に分かったことを、まとめとして書いてみます。
- 退職後の期限(14日以内)が過ぎても手続きはできた。
- 配偶者(被扶養者)の手続きも必要だった。
- 手続きは郵送でもできた。
- 手続き完了後、納付書は年金センターから順番に発送される。ただし、年金事務所から直接送ってもらうこともできる。