初場所(平成30年)も間近となったので、今場所の関取(十両以上の力士)のデータを集計/ランキングして、そこからわかる力士の特徴や傾向、そして、自分なりの所感を書いてみます。先ずは、年齢と身長について見てみます。
力士データについて
力士のデータは「日本相撲協会」のサイト(以下)に記載されているものを使用しました。
http://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/search/
2017年11月場所で十両以上にいた力士は、その場所のデータ、いなかった力士は、その後、最初に十両以上になった場所のデータ。 体重は、変動するので対象外。また、押し相撲の力士の得意四つは記載がないので、Wikipediaに記載がある場合、それを使用。
それでは、初場所(平成30年)の各項目のトップ5を順番に見ていきます。比較として、先場所(11月)のデータも載せてみます。
【年齢】
高齢トップ5
高齢トップ5を見ると、安美錦は、確かに、頑張っていますが、驚くのは、やはり、嘉風ですね。彼は、この年齢で有りながら、まったく、若い力士と相撲内容が変わっていないように見えます。それに比べると、その上の2人は、40歳に近い年齢の、年相応の、変化、はたき、何でもありの相撲って感じですね。
あとは、一旦、十両に下がったものの、再び、幕内に返り咲いた、まだまだ、衰えの見えない蒼国来でしょうか。彼は、幸か不幸か、八百長問題の際、冤罪で出られなかったので、相撲年齢が若いのかもしれません。
若年トップ5
若年トップ5では、貴乃花部屋の若い力士が目立ちますね。親方が、別のフィールドで大活躍ですが、その影響を受けずに活躍してほしいものです。
平均年齢
平均年齢を見てみると、28歳前後と、自分が思っていたより、高いですね。最近は、スポーツ全体の競技年齢が上がっていますが、相撲の世界でも力士でいられる期間が延びているようです。
【身長】
高身長トップ5
高身長では、今場所から、希善龍 (きぜんりゅう)と言う力士が上がってきていますね。一度も見たことがありませんが、TVで見ることがあれば確認したいと思います。
低身長トップ5
低身長では、先場所までいた照強(てるつよし)が、残念ながら十両からいなくなってしまいました。160cm台ですので、小兵の宇良や石浦より、さらに一回り小さく、もう、舞の海クラスですね。TVで見た印象がないのですが、若年トップ5にも入っていたくらいなので、まだ若く、また、見られる日を楽しみにしたいと思います。
平均身長
平均身長は、その昔の、180cmあれば大型力士だった時代に比べれば、高くなりましたが、185cmを超えていないので、それほど、延びてはいないですね。最近は、逆に、小兵力士が土俵を賑わせているくらいなので、相撲は、あまり大きすぎても良くないのかもしれません。
ここまで、年齢と身長について書いてみました。残りの、部屋、出身県、出身国、得意四つ、については、次の記事で書きたいと思います。