【大相撲ブログ】平成30年11月場所の感想 ~ またまた横綱がいない場所に

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遠藤のイラスト
九州場所(平成30年)が終わったので感想を書いてみたいと思います。

今場所は、モンゴル人横綱2人が最初からいないため、一人横綱となった稀勢の里が序盤に休場し、先々場所に続き、横綱不在の場所になってしまいました。若手や下位力士の優勝のチャンスとも言えますが、横綱土俵入りもなくなり興行としては少しさびしい感じです。結果として、小結の貴景勝が優勝しましたが、休場を繰り返す末期の横綱に取って代わるほどの勢力が出てきたかと言うと、まだまだと言ったところでしょうか。

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全体の感想

場所の結果

幕内優勝 東小結 貴景勝 13勝2敗
技能賞  ー 該当なし
殊勲賞 東小結 貴景勝 13勝2敗
敢闘賞 東小結
東13枚目
貴景勝
阿武咲
13勝2敗
11勝4敗
十両優勝 西14枚目 友風 12勝3敗

 今場所の感想

九州場所を見ていていつも思うのは、東京(両国)から遠く離れているせいか、地方場所にありがちな地元力士への肩入れが、特に大きいなあ、という事です。そのため、彼らが活躍しないと、何となく盛り上がらない場所になりがちですが、今場所は割と地元勢がかんばったので、そこそこの盛り上がりを見せたのではないでしょうか。

横綱が全員休場、大関も高安以外は見る影もなく、三役以下の力士も、貴景勝以外はあまり目を引く相撲がなかった気もします。以前なら、こんな場所は、平日は空席があるのが当たり前だったのですが、実際は、毎日、ほぼ、満席でした。これは、最近、色々とワイドショー的に注目されているのもありますが、近年、やたらと世界の中で日本文化を変に評価する風潮の中、現代まで文化・スポーツとして続いている大相撲が、完成されたエンターテインメントとして一定の評価を持ってしまったためじゃないか、と思ったりします。従って、昔に比べて、最近の相撲は、なんだか物足りないなと感じても、存在自体に価値を持ってしまった大相撲が簡単に廃れることもなさそうです。良いのか悪いのかわかりませんが。。

今年の感想

年の終わりの場所なので今年の感想を書いてみます。今年1年の優勝者を並べると以下の様になりますね。

  • 1月 栃ノ心(前頭)
  • 3月 鶴竜力(横綱)
  • 5月 鶴竜力(横綱)
  • 7月 御嶽海(関脇)
  • 9月 白鵬(横綱)
  • 11月 貴景勝(小結)

これを見ると、ひと昔前のモンゴル人独占状態に比べれば、少し様相が変わっては来ました。ただ、7月と11月は、横綱がいないので、他の人が優勝できたと見る事もできそうでうす。モンゴル人横綱の2人は、年齢的に高齢のため休場が多くなっていますが、まだまだ、その強さは別格の様に思えます。

そんな中、その隙間に優勝した栃ノ心御嶽海に期待が高まりましたが、残念ながら、勢いは続かず一休みと言った感じです。相撲と言うものは、体と体のぶつかり合いで一瞬で勝負が付いてしまう競技のためか、その時の気合や集中力が大きく影響するようです。その為、勢いに乗って勝っているうちは良いのですが、一旦、調子がおかしくなると、途端に、また、勝てなくなったりしますね。(その辺りが、八百長と言われてしまったりする要因なのかもしれません、素人なので何とも言えませんが。。)

結論としては、今年の初めに期待したほどは、世代交代が進まず、少し停滞した1年だったという感想です。

気になった力士

貴景勝(東小結、13勝 2負)

先ず、優勝した貴景勝ですが、上がってきた頃から見て思うのは、気の強い人だなと言う印象です。心技体で言えば一番大事な心が強いので、ここで終わることはないような気がします。貴乃花の廃業による部屋の移籍と重なったのでドラマチックな展開になりましたが、遅かれ早かれ一定の地位までは行く人のような気がします。端から見ると、押し相撲だけだと横綱は難しいのでは、等と要らない心配をしてしまいますが、本人は、きっとあの相撲を極めることしか考えてはいないでしょうね。ちょっと気になるのは、あまりにも相撲一辺倒に過ぎるので、不愛想に見えたり、自分勝手に見えるところでしょうか。それも、段々と、キャラクターが確立されていけば、認知されるのかもしれません。

稀勢の里(東張出横綱、0勝 5負 10休)

4連敗で早々に休場してしまいました。個人的には、先場所この展開で引退になるのではと思っていました。実際は、先場所は、なんとか持ちこたえましたが、「それじゃ次はこれでどう」とばかりに、一人横綱状態にされてしまい、今度は持ちこたえられませんでした。休場の理由は初日の怪我という事ですが、本来の(割引なしの)横綱としての成績を残すというプレッシャーが影響している様にも見えます。個人的には、次の場所以降で挽回する可能性は極めて低い気がしてしまいます。

十両の小兵力士

今場所、別の視点で注目したのは、十両にいつの間にか集まってしまった小兵力士でしょうか。十両下位の取り組みはテレビ中継に入らないので、全取組をチェックしたわけではありませんが、彼らは大型の(普通の)力士とは当然違った相撲を取らざるを得ないため、また、違った、面白さがあります。いわゆるプロレスなどの格闘技には、重量級の他に中量級があり、一定の人気を集めているように、相撲でも、怪物のような大男が取るだけでなく、普通の体形の人が鍛え上げた体で取る相撲もあって良い気がします。大相撲にも中量級と言うクラスがあれば、彼らの中から横綱も出るのかもしれませんが、残念ながら無差別級しかない大相撲で、彼らが大関・横綱に昇進することは難しいですが、大型化が極限に達した大相撲界に、今、なぜか小兵力士が何人も現れたのは何とも興味深いものです。

そんな小兵力士(とりあえず、身長175cm未満、または、体重125Kg未満の力士)の体格を数字とグラフにしてみるとこんな感じです。グラフは縦が身長、横が体重です。比較のため、過去の有名な小兵力士も入れてみました。

ベテランの豪風豊ノ島は、実は身長だけ見ると十分小兵なのですが、体重がそれなりにあるのでそう感じません、つまり、仮に身長がある程度なくても体重が150kg程度あれば、十分普通の力士として対等の相撲は取れるという事なのかもしれません。

特に目を引くのは、炎鵬舞の海クラスの小兵力士だという事です。はっきり言えば、ちょっと太った普通の人ですね。この体形で、しかも、この若さで、ここまで昇進し一定の成績を残しているのは、かなりすごいです。何年かに一度の力士と言っても良いのかもしれません。今後、もし幕内に上がるようなことがあれば、間違いなく、舞の海のような人気力士になるのではないでしょうか。

次に来るのが、照強石浦です。かれらは、鷲羽山クラスの小兵力士と言えそうです。石浦は年齢的にも一定の実績を残している一方で、小兵力士が幕内で活躍する難しさも経験しているのではないでしょうか。照強は、実は、以前、力士の体格を調べた時(下記)に、こんな小さな人がいるんだと思った人ですね。その後、十両に定着し、度々、取り組みを見るようになりましたが、体格差を感じさせない正攻法の取り口は、まさに、鷲羽山を彷彿とさせます。今後、幕内での活躍が期待できそうです。

 

最後にもう一人、気になるのが若隆景です。彼の良いところは、変な話ですが、立ち姿が良いところでしょうか。あまり太っていないので、体形とそのルックスが、普通にかっこ良いんですね。調べてみて、少し驚いたのは身長が181cm(公表値)とまずまずあることです。テレビ越しに見ると、どう見ても他の力士より小さく見えるのですが、痩せているせいでしょうか。。重い力士に一方的に敗れてしまう事も度々ありますが、今後、もし、幕内に上がることがあれば、人気力士になる様な気がます。

以上、ここまでは、今場所、十両で気になった小兵力士について、少し書いてみました。

遠藤(西前頭12枚目、9勝6敗)

最後に、自分がファンの遠藤です。今場所は幕内下位に下がったこともあり、何とか勝ち越しました。今年は、念願だった(自分的にですが)三役への昇進も果たし、一定の結果を残した1年だった一方で、年齢的なことや慢性的な怪我についても考えさせられるようになりました。

以前は、彼の取組を楽しみに中継を見てきて、いざ、負けてしまうと、あまりの悔しさで、その後の中継を見る気がなくなることすらあったのですが、最近は、そこまで、悔しいと思わなくなってしまった自分がいます。こんなことではいけないのですが。。

話しは少し変わりますが、今場所は、栃煌山妙義龍松鳳山といった、以前は上位の常連でありながら、その後、下位に低迷していた人が、再び、幕内のそれなりの地位で活躍していました。今年、大関に昇進した栃ノ心もそうですが、相撲では、晩年になって、復活や覚醒する人が結構います。遠藤も、また、いつか、そんな状態になる日が来ると信じて見ていきたいと思います。

 

以上、今日は、九州場所(平成30年)の感想を書いてみました。

 

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